2023春カヌーキャンプ報告

6月10−11日と、台風2号の影響でたっぷりの水量の那珂川に、毎年恒例春のカヌーキャンプに行ってきました。

参加者

横田聡一郎(よこたそういちろう)竹園西小学校小5
松垣斐莉(まつがきひまり)小野川小学校小5
青島秀延(あおしましゅうすけ)小野川小学校小5
渡邊柚花(わたなべゆずか)茎崎第三小学校小6
久芳航平(くぼこうへい)谷田部東中学校中1
ドゥエテラナ(どぅえてらな)茗溪学園中2
井坂斗紀(いさかはるき)大穂中学校中2
額賀智也(ぬかがともや)学園の森義務教育学校中2
生井小町(なまいこまち)大穂中学校中2

スタッフ

キャンプ長

岡村泰斗(ばく)幼少年キャンプ研究会代表

昨年、増水で断念した那珂川を、今年は何年ぶりだろうなー、コロナ前からだから4年ぶりぐらい?に、やっとフルコース漕ぐことができました。那珂川は、栃木県の平野部を流れてから、茨城との県境でまた山間部に入るという奇跡の川です。その山間部を下る栃木県烏山から茨城県御前山までのコースが那珂川の最大のカヌースポット。途中人工物から完全に離れ、山の谷間を蛇行しながら下っていくあたりは、自然に包まれているって感じがして、バクの大好きな場所です。特に今年は、ビバーク地点での夕日、蛍の光、カジカガエルの子守唄、最高でしたね。あっ、みんなにとっては焼きマシュマロかな?何回下ってもまた新しい発見のある那珂川にまた来年にいきましょう。

カウンセラー

西野陽史(フーミン)筑波大学2年

やっほー。みんなカヌーキャンプはどうでしたか?天気はあまり良くなかったけど、全然気にならなかったね。みんなでチンのお越しの練習したり、カヌーで落としっこしたり、無駄に川に入ったりと、カヌーを漕ぐのより、川の中の方が楽しんだんじゃないかな。ふーみんも初めて那珂川を全部漕いで、改めて那珂川の良さがわかりました。また来年、一緒にカヌーを漕ごうね。

本部

澄川幸弘(ゆっきー)日本大学2年

みなさんこんにちは。本部のゆっきーです。ゆっきーは主に、みんなの装備を車で運ぶ役割だったので、カヌーを漕いで楽しそうなみんなを見てうらやまかったなー。でも、2日目の最後にやっと漕げると思ったら、まさかのマジチン。一緒に乗っていたゆずかごめんね。もっともっと上手くなって、どんな難しいところも漕げるようになっておくから期待してください。

インターン

山中怜(れい)水海道第二高校1年

今年から高校生になって、初めてインターンで参加しました。カヌーはキャンパー時代から大好きな活動の一つで、今回も、カウンセラーをサポートする役割を忘れて、思いっきり楽しんじゃいました。みんなも初めての子もいたのに、カヌーが上手でびっくりです。これからもみんなと一緒に、花山キャンプや、百名山や、クライミングや、スキーに行けることを楽しみにしています。

1日目

1日目は、なんと電車を一本乗り遅れるというハプニングから始まりました。那珂川に近い玉川村駅のある水郡線はなんと、2時間に1本。このままでは到着が烏山の到着が1300になって、フルコースに黄色信号。そんな中カウンセラーのフーミンが起点を聞かせて、もっとアクセルの良い駅まで迎えにいくこととなり、なんとかフルコースの夢をつなぎました。

烏山にある下野大橋では、パドリング練習などをして、初心者にとっては、少し練習時間が短かったのですが、そこは経験者がカバーをして早速スタート。途中、チンした時の起こし方の練習を、キャンパー自ら立候補で行い、万が一のトラブル対策のイメージもバッチリです。練習時間は短かったのですが、漕ぎながら体で覚えて、無事にビバークサイトに、日暮れ前に到着しました。

ビバークサイトは、まわりに人工物がほとんど見えない、カヌーでしかいくことのできない河原です。みんなで協力してテキパキと作業し、日暮れ前に、テントを立てて、夕食を取ることができました。そして夜はお待ちかねの焚き火タイム。マウンドファイヤーという、リーブノートレイスのテクニックを使い、キャンパーたちは遊びを通じて、自然にインパクトの少ないアウトドアテクニックを身につけていきます。日暮れ直前には、真っ赤な夕焼けとなり、この自然の神秘の色に、息の飲みます。みんな大好き焼きマシュマロ(スモア)に舌鼓を打った後、まだまだ体力の有り余るキャンパーは、ヘッドライトをつけてナイトカヌーに出発。1日中遊びに遊んだキャンパーたちは、蛍の光と、カジカガエルの子守唄で、明日に備えて就寝しました。

755土浦駅集合
945水戸駅にて昼食
1055常陸大宮駅着
1200下野大橋着
1230パドリング練習
1400下野大橋発
1650ビバークサイト着

2日目

2日目の朝は4時に始まりました。4時起床、5時朝食、6時出発のことをアウトドアでは456(シゴロ)と呼びます。前日遊びすぎたせいか、朝は4時半行動開始となり、4.5、5.5、6.5となってしまいました。昨日1日漕いだだけなのに、経験者も初心者もわからないくらい、みんなパドリングが上手になっていました。流れの早いに瀬の通過方法にも慣れ、カヌーとカヌーを繋ぐ「もやい」体型で落としっこをするなど、川の集中するときと大丈夫な時のメリハリもつけられるようになりました。

朝からの小雨も全く気にすることなく、とうとう全長18kmの那珂川フルコースを漕ぎきることができました。御前山大橋では、橋の下にタープを張って、お待ちかねのBBQです。少し多めに準備した肉も一瞬でペロリ。食べ盛り恐るべし。最後はみんなで協力してカヌーの解体も行い、名残惜しい那珂川に別れを告げ、2023年春のゆめキャンプ、那珂川リバーダウンカヌーキャンプの幕を閉じました。

630ビバークサイト発
1130御前山大橋着
1200BBQ
1300カヌー片づけ
1330御前山大橋発
1400玉川村駅着
1700土浦駅解散

新型コロナウィルス感染症防止対策ガイドライン

宮城アウトドアネットワークミーティング開催にあたっての
新型コロナウィルス感染症防止対策ガイドライン

開催を取りやめるケース
① 国内において緊急事態宣言が再び発令され、宮城県が特定警戒地域に指定された場合。
② 文部科学省または国立青少年教育振興機構本部から当施設に対し、受入停止の指示が
あった場合。
③ 宮城県または栗原市から当施設に対して、受入停止または自粛の要請があった場合。
④ 直近(2週間)の施設利用者に感染が確認され、他の利用者等に感染が広がっている疑いがある場合。
⑤ 直近(2週間)の間に当施設職員が感染し、他の職員が濃厚接触者に指定された場合。
⑥ その他栗原保健所より、受入停止の指示があった場合。

参加者の募集範囲
① みやぎアウトドアネットワーク加盟団体関係者
② 宮城県内在住または勤務の野外教育指導者
③ 宮城県内在住または通学の野外教育指導者を志す大学生
④ 東北地区在住または勤務の野外教育指導者
⑤ 東北地区在住または通学の野外教育指導者を志す大学生
⑥ その他実行委員が推薦する者

参加者に事前に求めること
① 開催前2週間の自己管理(新しい生活様式に則った生活や、特に他者との飲食自粛等)
② 開催2週間前の検温結果等記載した自己申告書(別途作成)の提出
③ 開催2週間前までのコロナウィルス接触確認アプリ(COCOA)インストールの推奨

開催当日の対応(協力依頼)
① 入館時の検温(非接触型体温計による)で、37.5℃または平熱より1℃以上発熱の発熱が認められた場合、別室に隔離し30分後に再検温。発熱が続く場合や、咳等感染が疑われる症状がある場合は、帰宅いただく。(乗用車乗り合わせの場合は、同乗者全員)
② 開催中のマスク着用
③ 初日夕方、2日目朝の健康チェック(検温含む)
④ 万一症状が疑われるケースが出た場合でも、県北地域の医療逼迫を避けるため、居住地域に戻っての受診を勧める。

主催者としての感染防止対策
① ミーティング参加者と他の利用者との接触を避けるよう、食事時間・入浴時間を単独利用とするとともに、他団体と宿泊フロアを分ける。
② 宿泊室の定員を4名程度とし、同じ団体構成員は極力同部屋になるよう配慮する。また直近3日以内に使用したベッドを使用することがないよう留意する。
③ 全体会・分科会等の研修室は、高頻度接触部位を事前に消毒し、事業中もこまめな換気を行う。
④ アルコール消毒スプレーを会場入口に設置し、手指消毒を励行する。
⑤ 登壇者がマスクなしで話す場合、予め設置する飛沫防止パネル越しに話すこととする。
⑥ 情報交換会を実施する場合、工作館(屋外一戸建て)を会場とし、扉・窓を開け放つ。

第7回みやぎ野外教育ミーティング

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コロナ感染対策ガイドライン

フライヤー

コロナにより私たちの生活は一変しました。ソーシャルディスタンス、リモート、マスクなどのニューノーマルの社会において、野外教育はどう変わらなければならないのか、野外教育に何ができるのか、一緒にしっかり考えていきましょう。

主 催みやぎ野外教育ネットワーク
主 管国立花山青少年自然の家
期 日:2020年11月28日(土)15:00~29日(日)15:00
会 場国立花山青少年自然の家
テーマ:アフターコロナ時代の野外教育
参加費:3,000円(1泊3食、保険、教材費等)
内 容
11/28
13:00 プレワークショップ「コロナ渦におけるCPR」
15:00 オープニング
15:30 全体会「アフターコロナ時代の野外教育」
パネラー:岡村泰斗(幼少年キャンプ研究会副代表)
蓮見直子(国立那須甲子青少年自然の家次長)
石川寛之(宮城県教育庁社会教育課副課長)
コーディネーター:片山貞実(国立花山青少年自然の家次長)
17:30 各宿泊室に移動、休息
18:30 情報交流会
21:00 交流会閉会・入浴
22:00 就寝
11/29
7:30 朝食
9:00 講演「コロナに負けないコミュニケーション術」
講師:庄司克史(コミュニケーション能力協会副理事長、プロスキーヤー)
10:00 分科会①
A「地域の資源を活かした自然保育の可能性を探る」
講師:柴田卓(自然学校キッツ森のようちえん)
B「あなただけの毛バリを作ろう」
講師:塚原俊也(くりこま高原自然学校)
12:00 昼食
13:00 分科会②
C「地域と自然学校とクラウドファンディング」
講師:安田健司 (公益社団法人MORIUMIUS)
D「山屋本気のツリークライミング」
講師:岡村泰斗(幼少年キャンプ研究会)
15:00 クロージング

申 込
締 切:11月12日(木)
方 法:インターネットより

野外救急法コース
ミーティングに合わせ、以下の通り野外救急法の最上位資格であるWFRコースを実施します。みやぎ野外教育ネットワークが共催するために関係者の方には10000円の参加割引があります。詳しくは専用のサイトをご確認ください。
主催:backcountry classroom Inc.
共催:みやぎ野外教育ネットワーク
日程:2020年11月23-27日
場所:幼少年キャンプ研究会花山キャンプ場(自然の家から車で10分です)