2024花山キャンプCコース報告

スタッフ

キャンプ長

岡村 泰斗(ばく)幼少年キャンプ研究会代表

花山キャンプの最後を飾るCコース。ばくにとっては1ヶ月の花山キャンプの最後となるちょっとセンチメンタルになるコースです。その最後に相応しく、みんな自立したキャンパーへと一歩一歩成長していく様子が感じられるし、7日間を通じて、どんどんいいチームなっていくのを見て、キャンプファイヤーの後は、ほんとに「あぁ今年も終わったなあ」って涙が出そうになりました。ばくが泣きそうになるほど、いいキャンパー、いいスタッフたちに囲まれたキャンプでした。

カウンセラー

1班カウンセラー

陳 姿妙(モーリー)台湾体育大学大学院

はーい、モーリーでーす。モーリーは、花山キャンプのAコースからずっといて、花山キャンプのことも、栗駒山の登山もたくさん経験したので、Cコースはその成果を発揮できるキャンプでした。新湯沢ロングコースをモーリーとあやで任された時は、正直緊張したけど、キャンパーのみんながすごくたくましいので、モーリーも自分に自信を持ってロングコースを歩くことができました。モーリーの日本語はまだ下手だけれども、言葉を超えてみんなと仲良くなれてとても嬉しかったし、みんなに感謝したいです。来年もっと日本語上手になって帰ってくるので、また会いましょう。

2班カウンセラー

花本 朋伽(とも)元国際自然環境アウトドア専門学校

みんなーこんにちは!ともだよ。ともは花山キャンプ初めてだったけど、キャンパーたちがたくましくてびっくりしました。ミミズを平気で捕まえるし、タープの下ですやすや寝るし、どんなに厳しい登りでも誰もへこたれないし、ある子は人の荷物まで持ってあげるし。こんなにたくましくて、仲間に思いやりのあるキャンパーは今まであったことがありませんでした。きっと子供の頃から花山キャンプのきびしい自然の中で、一緒に助け合った育ってきたんだろうなって、ちょっとうらやましくもなりました。ともも将来キャンプ長になったら、花山キャンプみたいなキャンプをやりたいなって思いました。

砥沢サバイバルツアー 8月18-19日

キャンプ2日目で、花山キャンプにも、班のメンバーにもすっかりなれたところで、キャンプ場からすぐ近くの砥沢の上流に、1泊2日のサバイバルツアーに出かけました。食料現地調達、ガスストーブなしのチャレンジです。まずはキャンプ場で、イワナの餌になるミミズとり。初めは「キモーい」って行っていた人も、最後は生きるために、ミミズを余裕で捕まえられるようになりました。

沢では、手作りの釣竿でイワナ釣りに挑戦。ところがイワナの代わりにハヤのゴールドラッシュ。ばくが裏ルートで入手したイワナの塩焼きと、みんなが釣ったハヤの天ぷらと、焚き火で楽しい夜を過ごしました。

栗駒登山 8月20-21日

2日間晴天に恵まれた最高の登山でした。イワカガミ平か沢歩きを始める新湯沢ロングコースと、東栗駒コースの途中から沢歩きを始めるショートコースに別れて、それぞれ栗駒山を目指しました。新湯沢の登りが緩やかになった頃、ロングコースがショートコースに追いつきそこからはみんなで御室を目指すことにしました。新湯沢では、顔に火山灰を塗って原住民になったり、栗駒山頂に向かう最後の登りでは、みんなの荷物を何度も運ぶ歩荷(ぼっか)が登場したりと、みんなで楽しく御室を目指しました。

翌日も、最高の日の出から始まり、順調に湯浜温泉を目指しました。登山2日目は、キャンパーがリーだー役となり、みんなでペースや休憩のタイミングを決めました。こうやって、Aコースに向けて少しずつ責任感を持っていくんですね。ゴールの湯浜温泉では、男子は全員河原の露天風呂で、もちろん〇〇で川に飛び込み、登山の成功を喜び合いました。

 選択自由活動&キャンプファイヤー 8月22日

あっと言う間の7日間。とうとう最後の夜となってしまいました。この日は、選択自由活動として、カウンセラーのともお得意のお菓子作りと、サバイバルツアーの釣った時の感触が忘れられずに、ハヤ釣りに出かけました。

夜のキャンプファイヤーでは、みんなの楽しいスタンツと、ハリーのゲームで気が狂ったように盛り上がりました。キャンプファイヤーの成功は、キャンプの成功のバロメーター。キャンプファイヤーとっても楽しかったので、Cコースはみんなにとっても最高のキャンプになったことでしょう。

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