スタッフ
キャンプ長兼カウンセラー兼運転手

Aコースに参加した皆さんこんにちは。Aコースからすでに1ヶ月近く経っているので、遠い昔のようですが、報告書を作成していると、どんどん記憶が鮮明によみがえってきます。Aコースは3名の申し込みで、事前にみなさんに参加する意思があるか確認しました。ばくは1人でもキャンセルし、2人以下だったら残念ながら中止にしようと考えていましたが、3人から参加の強い気持ちを聞き、3人でも絶対いいコースにしようと思いました。3人だからそこいいところ。
1)カウンセラーテントを使える快適テント生活
2)キャンプ場の車でどこでも行ける起動力
3)テント1張りなので環境にも優しく、どこでも泊まれる
4)全員が本当の兄弟のようになれる人数
Aコースではそんな強みがフルに生かされた素晴らしいコースとなりました。
7月29日 砂防ダイブのはずが
花山に来たらやっぱり砂防ダイブ。2年ぶりの人も、初参加も迷うことなくバンバン飛び込んでいました。そんな時同じ沢を利用する自然の家の団体のリーダーから、ライジャケやヘルメットをつけていないことや、飛び込みが禁止であると砂防の上までわざわざ来られて怒られてしまいました。そのリーダーもみんなの安全を心配してのことですが、みんなはちゃんと幼少研のガイドラインでやっているので全く問題を起こしているわけではありません。本当だったらキャンプ長がみんなを助けてあげるところですが、ばくはみんながどんな反応をするのが楽しみなのでずっと見ていました。みんなが他の団体がいる間は飛び込みを我慢して、いなくなったらまた再開。めちゃくちゃ大人対応の最善の解決策でした。自然の家の団体がいなくなり、また澄んだ砂防ダムとなり、再び3人で砂防を楽しみにましたね。
7月30日 欲張り釣り&シャワークライミング
キャンプ2日目は、みんなのやりたい活動を聞いて、午前中アブラハヤつり、午後シャワクラの欲張りワンデイプログラムでした。アブラハヤでは、まず丈太郎が一振り目で釣り上げ、健太がそれに続き、2人でバンバン競うように釣り上げました。それに引き替え悟郎はなかなかあたりが来ない。年下2人にいじられながら、悟郎に取っては切ない午前中となりました。午後のシャワクラは普段カウンセラー行っているビレーもバクから教わり自分たちでやりました。Bコースで1日かかる4の滝までのコースも、2時間で上り、体力と技術はもうカウンセラー並みでした。
7月31日 雪渓の新湯沢
花山キャンプのメインプログラムの栗駒登山に出発です。午後からの出発で本日の目標は新湯沢の中の雪渓ポイント。今年の冬は雪が多かったので、大きな雪渓が残っていることを期待しましたが、まさに期待通り。幼少研史上初?雪渓ポイントの沢の中でのビバークとなりました。雪渓の雪解け水で美味しいご飯を作り、クーラーのようなテントサイトで暑さを忘れてスヤスヤ寝み、最高のビバークサイトでしたね。これも3人だからこそ。
8月1日 のんびり御室デイ
本日はお馴染み御室までにみんなにとっては楽チンコース。お昼頃には御室について、3人でたくさん遊んだり、話したり、一層3人の仲が良くなる半日でしたね。夜は残念ながら雨となり、タープの下の夕食作りでしたが、初めての丈太郎にも御室も魅力は伝わったかな?御室の星空を見るためにまた行こうね。
8月2日 大湯を目指して10キロラン
今年の登山のゴールは、登山口から10キロ離れた大湯温泉。川全体が温泉になっているAコースメンバーしか行けない栗駒の神秘の温泉の一つ。朝御室を出発し、稜線の草原が美しい秣岳を越えて、カトちゃんの待つ登山口に無事到着。そしてそこから何故か大湯温泉まで走ろうと言うことに。ところがばくが途中で足がつってダウンし、それでもバクと悟郎で1.5km ごとに襷をつなぎ、見事ゴール。今年の東北地方の渇水で、川風呂は激アツで入れませんでしたが川の横の露天風呂を3人だけで贅沢に楽しみました。
8月3日 月山遠征準備
今年の東北百名山登山部は山形県の月山を目指します。まずは半日ゆったり体を休め、午後にみんなが立てた食料計画に基づき買い出しに行きました。最後の写真は月山の後の写真ですが、みんなが立てたメニューはなんとステーキ。1枚千円以上の肉に、さすがのみんなも躊躇していましたが、バクからのゴーサインでめでたくゲット。これも3人ならではなの大盤振る舞い。
8月4日 ばくを担いで月山登頂
年をとると筋肉の再生が遅れ、2日後に筋肉痛がピークになるって知っていますか?そう月山登山はバクの足が攣った大湯温泉10キロランの2日後。バクは全く歩けず3人に押したり、引っ張ってもらう要介護登山となりました。この数日で、チームワークも、山の技術も、キャンプ長への思いやりも大きく成長した3人にバクは身も心も任せて安心して月山に連れて行ってもらいました。夜はその日の夕日があまりにもキレイそうだったので、花山とは逆方向の日本海に!偶然見つけたビーチのキャンプサイトはほぼ貸切状態。予定外の海水浴も楽しめたし、昨日買った高級ステーキも美味しかったし、たくさんのご褒美のついた月山登山となりました。
8月5日 疲れを知らず花山湖ウォーターポロ
お願いだから休んで。そんなバクの願いも届かず、最終日は花山湖でウォーターポロで楽しみました。3人なのでパックラフトもすぐ揃う。これも3人ならでは。バクは前日の月山登山であれだけお世話になったにも関わらず、バクを休ませてくれないみんなをコテンパンにやっつけてやりました。
8月6日 40周年に向けて
Aコースのみんなは、残念ながら花山キャンプ40周年には参加できません。40周年タイムカプセルに入れる寄せ書きを作ったり、ステージの看板を作ったり、念のために30周年のタイプカプセルを掘り出すなど、陰ながら40周年記念に貢献しました。