苗場スキー合宿報告


今年もCUメンバーによるスキー合宿が、12月末に苗場スキー場で行われました。今回はばくを含むCUメンバー5人、計6人が参加しました。吹雪にも負けず、スキー技術の向上と自然を満喫する充実した3日間となりました。

概要

日 程:2025年12月26日-28日
場 所:苗場スキー場
参加者
後藤ふみか
宇都木ひろか
渡邊あや
佐藤はやて
佐藤もとほ
岡村泰斗(ばく)

1日目

初日は軽めの練習を中心に、各自の技術をチェックしながら基礎をしっかり固めることを目標に滑りました。基礎がしっかりしていないと成長の幅が狭まることを学び、全員が1から体の角度や向き、股関節や上半身の使い方を再確認。滑りの意識を見直しながら取り組みました。  

しかし、スキー経験が最も浅いハリーが足を怪我するハプニングも発生。それでも、全員でお昼頃から滑り始め、夜のナイターまでしっかり滑り切りました。

夜は宿で鍋を囲んで夕食会。今回初めて顔を合わせるメンバーや久しぶりの再会となるメンバーもおり、お互いに様子を伺うような雰囲気が少しありながら、夕食から合流したあやも加わり、メンバー同士で交流を深めました。  

2日目

2日目は1メートルを超える積雪を利用した新雪練習がメインイベントでした。吹雪の中で滑るという普段は経験できない環境に最初は戸惑いもありましたが、ばくからの「トランポリンのように滑る」というアドバイスを受け、少しずつ慣れていきました。そして、本当にトランポリンのように弾む感覚を楽しむ新しいスキー体験ができました。

また、上手なメンバーの滑りを観察することで、自分の課題を発見する良い機会にもなりました。転んでも痛くない新雪のゲレンデで、みんなで果敢に挑戦しながら転ぶことを繰り返すうちに、自然と助け合いの輪が広がり、メンバー同士の絆も深まりました。自然の環境が人と人との距離を縮めてくれることを改めて実感しました。

夜は、ジェネレーションギャップの話題で盛り上がり、笑いが絶えない楽しいひとときとなりました。

3日目

最終日も吹雪が続き、2日目と同じような環境での練習が行われました。自由滑走では、3日間の練習成果を試すべく、全員が自分の課題を意識しながらのびのびと滑りました。  

カービング練習では、エッジを立てて遠心力を活用する滑りと、新雪で重力と脚力を使い、雪から浮かび上がる感覚を得る滑りの違いを実感。それぞれの共通原理を頭では理解していても、実際に対応する難しさを感じました。環境に応じて自在に滑れるスキーヤーになり、バックカントリースキーやコブにも挑戦していきたいと思います。

最後は地元の露天風呂付き温泉に立ち寄り、冷えた体を温めてリフレッシュ。新しく出会った、味噌汁を作れるようになったひろかと、カービング技術をたくさん学ばせてもらったふみか、あや、ハリー、ばく、そして全員と生活を共にしながらスキー技術を大きく磨くことができ、本当に充実した時間でした。みんなありがとう!

報告:佐藤もとほ(ほー)

見よ!こんなに深雪が滑れるようになりました!

秋の花山きのこ狩りツアー

秋の味覚といえばキノコ。私たちCUメンバーも、自然の恵みを堪能しようと花山へキノコ狩りに出かけました。今回の旅には、あや、れい、ばく、もとほ、まゆの5人が参加。地元の方々のご協力もあり、初めてのメンバーでもスムーズにキノコ採集を楽しむことができました。

1日目(10月19日)

本来ならば「秘湯」巡りが1日目のメインイベントになる予定だったのですが、当日はあいにくの雨。しかも、私たちは雨具を持参しておらず、やむなく「大湯温泉」へと予定を変更しました。川沿いの露天風呂に浸かりながら、温泉の癒しを満喫。秘湯はまた次の機会にとっておくことにしました。

夜には、ばくのお友達が合流。なんと、天然舞茸を一足先にいただけることに。キノコ鍋にしてみんなで囲みました。驚いたのは、キノコが苦手なれいが「これはイケる!」と美味しそうに食べていたこと。天然キノコの旨味、恐るべしです。

2日目(10月20日)

いよいよ、メインイベントのキノコ狩りの朝。私たちは車で移動しながら、次々とキノコを発見し、収穫しました。袋いっぱいのキノコが、周囲に独特の香りを漂わせ、秋の訪れを感じさせます。地元の方が密集ポイントにも案内してくれたおかげで、数袋分を無事に収穫できました。

収穫した後は、すぐにキノコの下処理。キノコは唐辛子入りの水に浸すと虫が出てくるとか。確かに、しばらくすると小さな虫が次々と浮いてきました。虫処理の後は、ひとつずつ軸をカット。これがなかなかの重労働でしたが、みんなで黙々と作業しました。

下処理を終えたキノコは、地元の方がその場で調理してくださいました。昨日のキノコ鍋も絶品でしたが、やはり自分たちが採ったキノコの味わいは特別でした。来年もまた花山の秋を楽しみたいと思いました。

(報告者:渡邊あや)

きのこ博士の京極先生です。いろいろ教えてくれてありがとうございました。

2024年度カウンセラーユニオン総会

あっという間の一年が終わり、今年も一年の締めくくり、そして新たな一年のプランをみんなで決める総会の時期となりました。今年は、高校生の参加がとても活発だったことに加え、花山キャンプのOB、OG以外からの参加もあり、いろいろな刺激を受ける1年でした。来年は1985年に設立した花山キャンプ場40周年記念イベントを花山で行います。この貴重なタイミングでCUでいれたことを心から嬉しく思います。

日時:2024年12月15日(日)1300-1700
場所:幼少年キャンプ研究会事務局(つくば市大曽根376-4)
議題:
1)2024年度活動報告
2)2025年度役員
3)2025年度活動計画
備考:
1)対面参加ができない場合はオンラインでのご参加が可能です。
2)総会後1500-1700に会場で交流会を行います。ぜひご参加ください。
3)つくば北部シャトル(つくばセンター1230-大穂窓口センター1248/大穂窓口センター1737-つくばセンター1805)
参加申込:インターネット(締切12月6日)

24/25シーズン足慣らしスキー合宿

日 程:2024年12月26日(木)-28日(土)
場 所:苗場スキー場もしくはかぐらスキー場
対 象:CUメンバー及びその友人
※最小催行2名-最大催行7名(バクを除く)
※8名は苗場ベースのキャパシティなので、もし超える場合は、ホテルをとって、参加者で割り勘。
参加費:25,000円程度(交通費、リフト代、食費)
内 容:基本シーズン初めの滑り込み、スキーを頭と体で理解します。2024花山で旋風を巻き起こしたスキー初心者台湾出身モーリーも来る予定なので、ローテーションでマルは指導あり。
申 込:12月6日までにinfo@yoshonencamp.com

秋の花山、温泉、紅葉、きのこ狩りツアー

概 要

日 程:2024年10月19日(土)-20日(日)
場 所:花山キャンプ場
対 象:CUメンバー及びその友人
※最小催行2名-最大催行4名(バクを除く)
※4名を超えた場合は、往路も新幹線を使い、みんなんで割り勘にします。
参加費:5000-7500円(交通費片道、現地食費)
※この他に帰りの新幹線代(11000円)が別途必要になります。
申 込:10月13日までにinfo@yoshonencamp.com

プログラム

10月19日(土)
800つくば事務局、もしくはつくばセンター集合(自動車移動)
1400花山着/速攻環境整備
1500ワンチャン栗駒サンセットツアー
1800温泉、夕食

10月20日(日)
600撤収
700きのこ狩り
1200きのこ料理@はしば
1500花山発
1600仙台駅着(各自新幹線移動)
1800上野着
1900つくばセンター着



谷川岳登山合宿報告

はじまして、CUの活動に初めて参加する佐藤もとほと言います。私は、現在玉川大学で保育を学んでいて、つまごいスキーキャンプでスタッフとしたちゃる(佐藤有里さん)の団体で、ボランティアとしてキャンプの指導をしています。私も子供の頃から御殿場にある乗馬のキャンプにずっと参加していて、そこのキャンプ長がばくさんと仲良しと聞いてびっくりました。今回、本当は百名山登山のインターンとして申し込んだのですが、それがキャンセルとなり、インターンとして申し込んだCUの皆さんと登山合宿ができて、本当にいい経験になりました。

CUのメンバー

今回は、山中レイさん、渡邊あやさん、稲見ちひろさんの3名と一緒に参加しましたが、まずみんなが高校2年生と聞いて、とてもしっかりしているのでびっくりしたのと、みんなとても話しやすく、行きの車の中ですぐに仲良しになりました。現地に到着すると、テキパキと登山の準備をし、うわさに聞いていた花山キャンプの人たちはさすがだなあって思いましたが、さらにゴンドラの中で、ばくさんから「登山の役割決めといて」って言われたら、「ちひろがリーダーやる」、「あやがナビゲーターやる」、「レイがペースセッターやる」と、パッと決まって、私は何が起こっているのかさっぱりわかりませんでした。ゴンドラを降りると、ばくさんをほっといて、自分たちで地図を開いて、歩き出し、なんて高校生なんだろうと、びっくりしました。私は大学生になっても、地図の読み方もわからないし、自分だけ子供を山に連れ行くことなんてなかったのに、すぐにこの団体のすごさがわかりました。

CUの登山

1日目は天気もよく、快適な登山で、2時半ぐらいに泊まる予定だった避難小屋につきました。しばらく休んでいると、ばくさんから、「このままここで泊まるか、もう山頂に行くかどっちがいい」と提案され、私は何を言っているのだろうと思っていると、メンバー全員が、「山頂行こーっ」 と言い、わたはもう何が起こるのか想像もつかずにただついていくだけでした。午後3時に避難小屋を出発し、日もだんだん暮れかかっている中、ようやく山頂に到着しました。そこから、泊まって良い場所を探し、本当に何もない山の上で、一晩を過ごすことになりました。何もかも初めての経験で、想像もできないことでしたが、CUのメンバーと一緒にいると、何も不安はなく、なんだこれが普通なんだって思えるほどでした。日暮には、雪が残る周りの山が真っ赤に染り、ここでしか見ることのできない景色が広がりました。私も、もっとキャンプのことを学んでこんな経験を子供達にさせてあげたいなと思いました。

リーダー役

2日目は、ばくさんから、「今日はもとほリーダーね」って言われて、「あっはい」って引き受けてしまいましたが、うまくできるかどうか全く自信がありませんでした。出発予定の4時近くになって、ばくさんから「もとほ時間見てる」って言われて、そうかそういうのもリーダーの役割なんだって気づきました。また、出発してすぐに、全く別の方向に進んでしまい、ばくさんに気付かされて、引き返しましたが、自分はなんて何も考えずに、キャンプをやっていたんだろうと、ショックを受けました。また、ゴールの到着時間もなんでその時間に到着できるか理由もなく決めていたり、下りの途中でも今どこにいるのか全くわからずに下っていたり、どんどん自信をなくしました。でも、CUのメンバーがいつも明るくサポートしてくれたり、地図を見て、今いる場所を教えてくれたり、そんな人たちに囲まれて、私もみんなみたいになりたいと強く思いました。ゴール間近で、鉄塔の下で休憩したとき、本当は私が時間をみて出発しなければならなかったのですが、みんなとのおしゃべりが楽しくて30分以上も休憩してしまいました。そんな時でも、何も言わずに私たちのペースややりたことを受け入れてくれるばくさんってすごいなあって思いました。登山の後に入った温泉は、今までに経験したことのないような開放的な温泉で、みんなとさらにいろいろ話ができたのと、登山の疲れも癒やされて、悔しい思いもしたけれど、もっともっとキャンプのことを学びたいと思える登山となりました。

活動記録

参加者
岡村泰斗(ばく)
山中玲
渡邊あや
稲見千尋
佐藤もとほ

コースタイム
1日目
900つくば発
1300ゴンドラ乗り場発
1430避難小屋着
1500避難小屋発
1700山頂着
1800ビバークサイト着
2日目
400ビバークサイト発
930ゴンドラ乗り場着
1030温泉
1230昼食
1700つくば着

ラフティング研修報告

5月11日(土)に今回のゆめキャンプスタッフトレーニングで、東京都多摩川御岳渓谷に、ラフティング練習に行ってきました。幼少研としては初めての試みとなるラフティングでしたが、普段使っている二人乗りのカヤックよりも、すぐに焦げるようになり、一度にたくさんのメンバーと一緒に一つのボートを漕ぐで、より花山キャンプの山登りに近いなあって印象を受けました。

メンバー:ばく、山中れい、渡邊あや

エントリー

まずは川の流れの特徴を確認し、瀬と瀬の間のトロ場で、漕艇の練習をしました。普段は両側にブレードの付いているパドルを使いますが、ラフティングでは片方のみにブレードが付いているシングルパドルを使うので、メンバーのパドリングの強さや息が合わないとうまくコントロールできません。チームワークが必要なボートですね。

リバーダウン

いくつか瀬を越すと、子供の頃から那珂川で鍛えられただけあって、すぐにコツをつかみました。また、難しい瀬でも、初めてでも、しっかり漕げば誰でもクリアできるのもラフティングの良いところかもしれません。慣れてくると、ボートの上で立ったり、寝っ転がったり、タイタニックをしたりと、落としっこをしたりと、いろいろ遊べるものいいところですね。

リカバリー

ゴール地点で、いよいよリカバリー(沈おこし)の練習をしました。まず、フリップしたボートをロープを使って、正しい向きに直します(写真は別)。その次に、水を蹴ってボートの上に上がるのですが、これがなかなかできない。ストラップをつかんでばくさんしか上がれませんでした。あとでばくさんが聞いたところによると、スウォート(横向きのチューブ)に本当だったら上がるためのロープが付いているらしく、そこをつかんで乗り込むようでした。はじめからそう言ってよ。

反省会

つくばに戻って、ラフティングの反省会&BBQをしました。大穂にある事務局の近くに住んでいるキャンパーも集まり、とても楽しい時間となりました。今回残念ながらゆめキャンプが中止になってしまいましたが、幼少研のキャンパーにもこの楽しいパドリングスポーツを体験してもらいたいなあと思いました。また、高校生になるとカウンセラーユニオン(CU)に入って、キャンパーのためにいろいろなアウトドアスポーツのトレーニングもできるので、高校生になったらぜひCUに入って一緒にキャンプを楽しみましょう。

おまけ

ゴール地点の青梅市釜の淵公園には、ばくさんがやっているリーブノートレイルの看板が立てられていました。花山キャンパーは当たり前のリーブノートレイスですが、こうやっていろいろなところで使われているのを見ると、自分たちは花山でとてもいい経験を知らず知らずのうちにしているのだなっと思いました。

リーブノートレイスジャパンのホームページ

報告者:山中玲

御岳ラフティング合宿

目的:
・ゆめキャンプ初のラフティングキャンプに向けてスタッフトレーニングを行います。
・普段とは違うパドリングスポーツの魅力をしろう。
・御岳渓谷の自然を楽しもう
日 程:2024年5月11日
場 所:御岳渓谷(青梅線御岳駅)
参加費:600円程度(レンタル料、食費)
集合解散:つくばもしくは青梅線御岳駅
最少催行:4名
内 容:ゆめキャンプに向けてラフティングの漕艇トレーニングとプチリバーダウンをします。
締切:4月24日
申込:info@yoshonencamp.com

かぐらバックカントリー&コブ合宿

日 程:2024年4月20日〜21日
場 所:苗場ベース&かぐらスキー場
参加費:1.5万円程度(リフト代、食費)
集合解散:上越新幹線越後湯沢駅
最少催行:4名
内 容:1日はかぐらスキー場の最上部より神楽峰にバックカントリースキーに出かけます。もう1日は、春のかぐらスキー場にて、思い切り滑り納めします。
締切:4月12日
申込:info@yoshonencamp.com

2024GW花山合宿

毎年恒例のGW花山合宿のお知らせです。

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山菜、温泉、バックカントリーを堪能しましょう!

日 程:2024年5月3日〜6日
場 所:花山キャンプ場
参加費:無料
集合解散:つくば又は花山キャンプ場(柔軟に対応できますのでご相談ください)
最少催行:2名
内 容:
3日  移動、キャンプ場整備
4日 山菜とり、山菜料理、周辺参画
5日 栗駒バックカントリースキー
6日 山菜とり、軌道
締切:4月24日
申込:info@yoshonencamp.com