設立主旨

Background

宮城県をはじめとする東北地方太平洋側沿岸部は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けました。またその2年前である2008年にも岩手・宮城内陸地震により栗駒山麓の山岳観光資源が大きなダメージを受け、現在もまだ復旧段階です。一方で、宮城県は、その豊かな自然を背景に、東北で唯一野外運動の講座をもつ仙台大学、国立の野外教育施設である花山青少年自然の家及び南蔵王野営場、そして伝統と最先端のプログラムを提供する多くの民間野外事業団体が存在するなど、単一の都府県に産官学が集結するところは国内では他にありません。

Mission

私たちは使命は、この産官学三位一体の連携を構築し、日本の基層文化を育んだ東北のブナ林における野外教育を開発、実践、発信し、明日の東北・日本を担うリーダーを宮城県の自然を活用し育てることです。そして、2度にわたる大震災であまりにもたくさんのものを失った宮城県を、彼らの手でもう一度未来を創造できるように支援することです。

Vision

産官学の連携を通じ、野外教育プログラム、指導者、物品、情報等の相互支援を行います。また、主として会員を対象に交流事業、指導者養成事業を行うことにより、野外教育の質を向上させ、維持します。さらに、会員の野外教育事業をデータベース化し、宮城県在住者に広く公開し、自然体験参加機会の一助とします

History

1979年 国立花山少年自然の家が栗原市花山(旧花山村)に開所
1985年 幼少年キャンプ研究会が栗原市花山(旧花山村)で花山キャンプを開始
1987年 国立南蔵王野営場が白石市福岡に開場
1996年 くりこま高原自然学校が栗原市耕英に自然学校建設開始
2004年 キッツ森のようちえん活動開始
2006年 独立行政法人国立花山青少年自然に家に生まれ変わる
2008年 岩手・宮城内陸地震により花山青少年自然に家が2年間受け入れ中止
2011年 東日本大震災により多くの団体で活動中止、復興活動への参加
2011年 仙台大学に野外運動研究室が誕生し本格的に野外指導者に育成を開始
2012年 Sweet Treat 311が石巻市雄勝で復興支援活動を発展させ自然体験活動を開始
2014年 みやぎ野外教育ネットワーク設立
2015年 Wilderness Education Association Japanカンファレンス誘致
2015年 みやぎアウトドアフェスタ(体験の風を起こそう事業)誘致
2016年 Sweet Treat 311からMORIUMIUS に改名
2022年 みちのくトレイルクラブ、鳴子もりたびの会、ぴぃすかんぱにぃ加盟