第11回MONミーティング

テーマ

野外教育×地域

開催主旨

MONが活動を始めてから10年が経ち、その間宮城県内には、新たな自然学校2校設立しました。また、宮城県外にもみちのくの自然と地域文化を活用した自然学校が活動を始めています。野外教育の特徴として、地域の自然、文化を活用したプログラムが挙げられ、我々が活動を継続していく上で、地域環境の保全と、住民の方々の理解と協力を欠くことができません。そこで、今回のテーマは改めて我々が宮城で活動を行っている意義に立ち返り、単に参加者に対してみちのくの自然を活用してサービスを提供するだけではなく、地域にどのような価値を提供し、今後共に歩んで行くのか自分たちの歩みを見つめ直し、地域に入り込んで活動する多くの野外指導者に対して、未来に向けての視座を得ようと思います。

概要

主 催:みやぎ野外教育ネットワーク
主 管:鳴子温泉もりたびの会
日 時:2024年11月16日(土)1400-17日(日)1500
場 所:大崎市川渡地区公民館(宮城県大崎市鳴子温泉川渡25−5)
対 象:宮城県を中心とする、東北各県及び全国の野外・環境教育指導者、アウトドアガイド、キャンプ場・自然公園管理者、ロングトレイル関係者など 最大50名
参加費:社会人5,000円  学生2,500円
※食事は1日目の夕食と2日目の昼食を主催者側で用意します。
※宿泊は、エコラの森キャンプ場テント泊または近隣宿(宿は各自手配)
申 込:インターネット申し込み

プログラム

11月16日(土)
14:00 オープニング
モデレーター:齋藤理(鳴子温泉もりたびの会
オープニングアドレス:「野外教育×地域」塚原俊也(くりこま高原自然学校
15:00 ワークショップ①
①-1「野外教育の世界地図」岡村泰斗(株式会社backcountry classroom
①-2「幼児期の育ち×野外教育:幼児期における野外教育の必要性」中津範洋(キッツ森のようちえん
①-3「環境へのインパクトVS環境教育活動=LNT×ガサガサ :水辺の生きもの探しをしながら自然環境への利用と保全を考える」住吉利允(くりこま高原自然学校
16:30 チェックイン/テント設営
17:30 野外パーティー
19:00 全体会①:自然学校が地域に及ぼす価値
モデレーター:岡村泰斗(株式会社backcountry classroom
地域密着型の自然学校に関する研究発表を、お酒を飲みながら、大自然の中で、満点の星空の下、楽しく行います。

11月17日(日)
7:00 朝食/テント撤収
9:00 分科会
②-1「ロングトレイル×地域 :ロングトレイルを通じた地域との関係づくり」晴山功(みちのくトレイルクラブ
②-2「漁村留学がこどもと地域にもたらす影響:関係者へのヒアリング資料をベースに」安田健司(MORIUMIUS
②-3「野外で使えるロープワークスキル:どこでもタープを張れるようになろう」塚原俊也(くりこま高原自然学校
10:45 分科会
③-1「資格いる?いらない?:資格の本質と価値を紐解く」岡村泰斗(株式会社backcountry classroom
③-2「民間団体&国立施設:民間団体や国立施設の自然体験活動から見えてくる子どもの現状や自然体験活動の今を考える」千葉拓也 (ぴぃす☆かんぱにぃ)・田口康宏(国立花山青少年自然の家
③-3「野外の歩き方:ナビゲーションテクニック」井上望(仙台大学
12:15 昼食
13:00 全体会②「みちのくの自然学校:つなげよう自然学校の輪」
みちのくの自然を活用した地域密着型の自然学校から、活動内容、地域とのつながりについて情報提供をいただき、自然学校と地域について新たな視座を得ます。
モデレーター:齋藤理(鳴子温泉もりたびの会
黍原豊 (岩手県:森と風のがっこう
進士陽平(福島県:あぶくまエヌエスネット
14:00 全体会③「みやぎの自然学校:私たちは宮城に何を残せるのか」
自然学校が宮城県に果たしてきた役割、連携、貢献等についてふりかえり、新たな10年のアクションプランを設計します。
モデレーター:齋藤理(鳴子温泉もりたびの会
岡村泰斗(幼少年キャンプ研究会
塚原俊也(くりこま高原自然学校
安田健司(MORIUMIUS
15:00クロージング

プレイベント

第六回こけしの森植樹祭
2024年11月16日900-1200
申込先は別窓口