半世紀のキャンプの轍
1969年に設立した幼少年キャンプ研究会は、2019年50周年を迎えることができました。この間当研究会の活動にご賛同いただいた賛助会員数600名、キャンプ参加者のべ2000名、カウンセラーのべ400名、研究論文100編など、我が国の野外教育業界に大きな足跡を残してきました。この度50年の節目を迎えるにあたり、これまでの足跡をふりかえり、当研究会に関わったすべての関係者の絆をつなげると共に、キャンプに参加するすべてのキャンパー、保護者、指導者の方々に、当研究会の英知を活用していただくことを目的に、50周年記念事業を計画しました。記念事業は11月23日（土）の茨城県つくば市で開催される記念パーティー、当研究会の50周年をふりかり、野外教育に関する情報をわかりやすく解説する記念誌、主として賛助会員やキャンプOB・OG、現役キャンパーを対象とした記念海外トレッキングを開催します。当研究会が、関わったすべての方の原点として、いつまでもあり続けますように。
幼少年キャンプ研究会50周年記念事業実行委員会一同
2019年11月23日に、つくば市にて幼少年キャンプ50周年記念パーティーが開催されました。
その日は飯田稔先生の78回目の誕生日ということもあり、幼少年キャンプに携わった100名近い方々が全国からいらしてくださいました。
幼少年キャンプ研究会50周年＆飯田先生の78歳バースデーを一緒にお祝いくださり心から感謝いたします。
▼オープニングは学生時代にカウンセラーとしても活躍した舞台演出家の松永太郎さんと梶尾広美さんが盛り上げてくれました。
▼50周年の記念誌「飯田稔 キャンプと共に歩んだ50年」にインタビューとして応えてくださった星野敏男先生も駆けつけてくださいました。
記念誌
▼ベストキャンパー、ベストカウンセラー、ベストファミリーの表彰
今回の記念事業のために特別に手掛けてくださった絵本作家の向田智也さんのイラストが入ったTシャツを着用して。
▼最後は「花山のうた」
この歌を作ってくれた丸山憲さん（おまる）・喜多正裕さん（きたろう）の演奏のもと会場全体で大合唱し幕を閉じました。
つくばに訪れるのも数十年ぶりの方もいれば、当時の仲間との久々の再会で盛り上がる方もいました。
参加者の皆さんの元気そうな顔を見て、飯田先生も大変喜ばれていました。
ご参加くださった方におかれましては、寒い中お越しいただき本当にありがとうございました！
幼少年キャンプ50周年の記念パーティーを11月23日（土）つくば市にて開催いたします。
記念パーティーには、幼少年キャンプに携わったキャンパー、キャンパーOBOG・カウンセラーOBOG・野外教育関係者が集います。
会場にはこれまで記録したキャンプ写真や動画も流します。
飯田先生を囲んでキャンパー、カウンセラー時代を懐かしむのはいかがでしょうか
また、幼少研キャンプアワードセレモニー・オークション・つまごいスキーキャンプ無料参加券抽選会・飯田稔先生バースディーなども企画しています。
絵本作家向田智也さんが、幼少年キャンプ研究会５０周年記念のためだけに、花山キャンプ場から栗駒山までの人と自然のつながりを描いた壮大なイラストを制作しました。
このイラストをもとにA2版縦書きの記念ポスター、記念Tシャツ、記念手ぬぐいを作成いたしました。
パーティーでもお求めいただけます。
是非ご家族で記念パーティーにいらしてくださいね。
幼少年キャンプ研究会50周年記念出版
「飯田 稔：キャンプと共に歩んだ50年」
日本を代表する野外教育指導者・研究者および幼少研ゆかりのカウンセラー・キャンパーとの対談集。幼少研が共に歩んだ日本の野外教育史・幼少研の研究業績も収録。キャンプを愛する全てのキャンパー、保護者、指導者、研究者に読んでもらいた至高の一冊です。
インタビュー記事（目次はこちら）
・飯田 稔（幼少年キャンプ研究会代表）：50年の感謝：幼少研の歴史と共に、明日の野外教育の実践、指導者養成、研究への提言
・星野 敏男（明治大学教授・日本野外教育学会理事長・公社日本キャンプ協会会長）：飯田先生から教わったこと：幼少年キャンプ研究会が我が国の野外教育に果たした役割と大学教育の展望
・佐藤 初雄（NPO法人国際自然大学校理事長・一社日本アウトドアネットワーク元事務局長・NPO法人自然体験活動推進協議会理事長）飯田先生との出会い：我が国の民間野外教育事業者の歩みと、幼少年キャンプ研究会卒業生が果たした役割
・岡村 泰斗（株式会社backcountry classroom代表取締役・幼少年キャンプ研究会副代表・一社Wilderness Education Association Japan代表理事）幼少研から世界の野外教育へ：幼少年キャンプ研究会における実践と、グローバルスタンダードの指導者養成・野外教育業界とは
・西塚 専助・高橋 達之（幼少年キャンプ研究会カウンセラーOB）幼少研キャンプが私に与えてくれたもの：幼少年キャンプの経験と、現在の仕事との繋がりについて。キャンプ指導をするすべての現役カウンセラーたちへ
・松本 里華・本田 サヤカ・漆間 亜美香（幼少年キャンプ研究会キャンパーOBOG）母として花山キャンプに思うこと：キャンプの思い出と、子育てについて。キャンプに参加するすべての子供たち・保護者の方々へ
特集記事
・幼少年キャンプ研究会と日本の野外教育史50年
・幼少研キャンプ研究会の研究成果とその解説
仕様：A5版フルカラー印刷200ページ
振込口座：常陽銀行研究学園都市支店(普)3417148幼少年キャンプ研究会
申込方法：インターネットより
受付を締め切りました!
幼少年キャンプ研究会 50 周年記念事業
ロシア・カムチャッカ
海外キャンプツアー
地球の果てでも幼少研ワールド全開
日 程：2019 年 8 月 12( 月 )-17 日(土)
主 催:海外旅行となるため、アルパインツアーサービス株式会社が
主催業者となりますが、プログラムは幼少年キャンプ研究会が運営します。
参加費:250,000 円
※燃油サーチャージ(目安約 7,000 円)、ビザ申請料金(4,320 円)、
成田空港使用料 (2,610 円 )、国際観光旅客税(1,000 円)が別途
必要です。上記の金額は 2019 年 5 月現在の料金です。燃油サー
チャージ、ビザ、成田空港使用料、国際観光旅客税が今後変更にな
る場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
対 象:小学生 5 年生~大人最大催行 30 名 ( 最少催行 15 名 )
※最大催行を超えた場合、1) 賛助会員およびそのご家族、2) 研究会
事業参加者およびそのご家族、3)一般参加の優先順位で決定します。
※参加人数が最少催行に満たない場合、大変残念なのですが、当該
参加費での開催ができません。その場合、参加希望者に別途加算分
の金額をお知らせし、折り合いがつかない場合不開催といたします。
指 導:岡村泰斗(幼少年キャンプ研究会副代表)および
アルパインツアー専属ガイド(担当:竹森)
※岡村(バク)の知人がガイドを担当します。当研究会の趣旨をよ
く理解してくださる方ですのでご安心ください。
日 程:
8 月 12 日午後成田発 – ウラジオストック泊
8 月 13 日ウラジオストック発 – ペトロパブロフスク・カムチャッキー着、アバチャ山麓に移動
8 月 14 日選択登山アバチャ山登頂(2741m)/ アバチャ山麓フラワートレッキング
8 月 15 日カリャーク山フラワートレッキング(登山予備日)/50 周年記念パーティー
8 月 16 日ペトロパブロフスク・カムチャッキー移動、観光
8 月 17 日ペトロパブロフスク・カムチャッキー発 – ウラジオストック経由 – 午後成田着
持ち物:基本的には花山キャンプと同じです。参加者に
詳しい持ち物を案内します。
その他:パスポートをお持ちでない方は各自で申請し、
取得後パスポートナンバーをお知らせください。
〆 切:6 月 20 日までに FAX、郵送、インターネット
からお申し込みください。
振 込:6 月 24 日までに以下の口座にお振り込みくだ
さい。不開催の場合 6 月 21 日までにおしらせします。
00150-5-482881 幼少年キャンプ研究会
