ファジアーノ岡山ウィンターキャンプ2013


1月17日~20日、小豆島にてファジアーノ岡山ウィンターキャンプが行われました。ばくさん、がっきー、りく(ビネガー)、あゆ、そして大阪体育大学やびわこ成蹊スポーツ大学からも学生や教員がスタッフとして参加しました。ファジアーノ岡山はJリーグ(J2)で活躍するサッカーチームです。昨年までは岡山県にある蒜山で雪山登山を行っていましたが、今年は一周約150キロの香川県小豆島で自転車を使い4日間で八十八箇所の札所巡り(お遍路さん)を合間に登山やクライミングをはさみ行いました。サッカーボールは一切使いません。

スタッフは16日に前日入りし、最終確認としての下見をしたり、食料や装備の準備などをし、夜中3時前後に就寝。スタート前のチェックは念入りに行いました。

キャンプ初日はたくさんの報道陣も駆けつけにぎやかな開始となりました。選手が到着し、班分けの発表を行い、まずは1時間ほどのアイスブレーキング。班内のコミュニケーションも活発になり、新加入の選手の緊張も徐々に解けていきます。つぎに今回のプログラムの説明を受け、個人装備・団体装備・食料をパッキング。4日間分の装備をザックに詰めるのは困難で、選手たちは荷物、特に衣類の取捨選択をしっかりと行っていました。重たくなったザックを背負い、選手たちはブレーキやサドルの高さなどの確認をしたマウンテンバイクに乗り込み、班ごとに出発。初日の走行距離は約30キロ。一番の山場である3キロアップの山岳霊場もありました。各自地図とコンパスを使い目印となる標識をよく見て自転車をこぎます。荷物の重さもあり坂は本当につらかったです。それから、小豆島では珍しい降雪もあり、体温を奪われ、また路面が濡れ滑りやすくもなり、例の山岳霊場までの道は険しくなっていました。道迷いをした班もあり、その山岳霊場に行くことを断念せざるを得ないという決断をした班もありました。全班がビバーク地点に到着したのは日が暮れきってから。真っ暗の中ヘッドランプ走行でたどり着きました。夕食は各班1品ずつ振る舞い完走祈願パーティの意味もこめて料理コンテストをし、優勝チームには追加食料が配布されるなど明日以降へのモチベーションをあげていきました。

2日目は、午前中、ユニットごとに分けてハイキングスキル講習とクライミングを行いました。ハイキングスキル講習では、等高線の見方や、地図コンのワンツースリーを、地図読みや実際に地形を見ながら歩くなどして、午後から始まる登山に向けて習得しました。クライミングでは班対抗のコンペティションを行いました。白熱した戦いでした。一段落し、昼食をとったあとは一泊二日分の荷物をパッキングしなおし、登山へ出発です。いきなりのかなりの段数の階段や、急なのぼり、ロープを使わなくては登れないような岩場、標高が上がるにつれ現れる雪。さまざまな困難があり、到着は遅れ、ヘッドランプ登山となりましたが、無事全班目的地にたどりつくことができました。ビバーク地点は雪が10センチほど積もっており、蒜山と違って小豆島は雪のリスクがないと思っていましたが、結局雪中泊に。寒かったです。

3日目は山頂ピストンし、2つの札所を巡り、自転車を移動させておいたところまで下山。そこからじわじわと3キロアップのヒルクライム。長かったし、つらかった。でもその後のダウンヒルは本当に気持ちよかったです!ダウンヒルのためならヒルクライムもがんばれる!自転車って楽しい!と心から思いました。自転車で初日とまっていたところに戻ってきて、入浴し、荷物をつめなおし、再出発。このとき、88箇所すべて回る班と、納帳に判子を押してもらえる霊場だけを回る班に分かれました。後者はもともとの各班から1人くらいずつ出て結成されたため、元の班の形をくずすことは余りありませんでした。ここからの荷物はスピードを重視し最低限に抑え、行動食、水、地図コン、カッパ、防寒着、ヘッドランプくらいに。チェーンが切れてしまったり、ペダルが半壊してしまったり、パンクも出ていましたが、お茶菓子、スポーツドリンクなどを出してくれる札所があらわれ、選手たちのモチベーションも保たれ、3日目は夜ゆっくり食事を取り、休む時間も取れ、班内の雰囲気もよく、新加入の選手も積極的に交流し、比較的全体的に元気だったように思います。楽しい山の夜でした。

4日目、最終日は自転車を担いで岩場を登って山岳霊場を回ったり、登山道を自転車を押して通ったり、波乱万丈な道中でしたが、トラブルに負けずに元気よくみんなで午後2時ごろまでには残りの札所をめぐりきることができました。 ゴール後、最後までしっかりとやりきって、達成感をひしひしと感じました。チームの団結力や協調性、また責任を持った行動は非常に大切で、きっとこのような体験はピッチでも活かされるだろうと思いました。お疲れ様でした。

このあと8時ごろ小豆島をフェリーで後にし、関東組は車で800キロのドライブ。運転してくれたりくとがっきーありがとうございました。寝ててごめんなさいね。

非常に充実感のある得るものの大きかったキャンプとなり、参加して本当によかったと思います。実際経験値としてはかなりのものなのではないでしょうか。ぜひまた来年も同じ時期に選手の皆さんに会いたいなと思います。(あゆ)

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