ウィルダネス・リスクマネジメント・カンファレンスに行ってきました!

 

日時 2021124日(土)

場所:横浜ワールドポータース6階イベントホールA

主催:ウィルダネス・リスクマネジメント・ジャパン

参加者:ももたろう、こっしー、まりな

 海は、私たちにとって、最も身近で親しみのある野外環境ですが、水難事故がとても多く、統計的に見ても、山岳環境に比べても危機的な状況になる可能性がとても高いそうです。そんな水辺におけるリスクマネジメントにおける最新の知識や技術の情報交換を行いました。

 私たちは、2つのワークショップに参加してきました。

 1つ目が、稲垣尊仁さん(がっきーさん)による、「水難事故に関する裁判例を通して学ぶ、法的責任の判断構造」です。がっきーさんは、CUの顧問で、最高裁判所司法研修所付司法修習生だそうです!アウトドア活動中に事故が起きた時、事業者側には倫理的責任とは別に、法的責任がどう発生するのかを、水難事故に関する過去の裁判例などを通して学びました。実際にどう考えるかグループワークで話し合ったり、過去の事例をわかりやすく取り入れながらの講義だったので、とても聞きやすかったです。ボランティアのキャンプリーダーをやっていた時にもし同じような事故が起きたら私はどんな責任を取らなければならなかったのだろうと、考えさせられる時間でした。

 2つ目は、林健児郎さん(大阪YMCA/Wilderness Medicine Training Center)と山本亮司さん(神戸YMCA/Wilderness Medicine Training Center)による、「野外救急法とメンタルヘルス:その評価、処置、避難レベル」です。実際にキャンプの参加者が心理的に不安定だった場合を段階に分けて想定し、避難レベルを考えるグループワークを行い、考えを深めることができました。また、野外救急法に最近加わった項目メンタルヘルスについてや、加わった理由など、分かりやすく学ぶことができました。

 ライフセイバーの方、医師や看護師の方、野外関係の方、教育系の方、一般企業の方など、、本当にいろんな職種の人が集まっていました。普段は全く違うことをしている方々でしたが、目指すところは似ていて、みなさんともっと話しがしたいと感じました。とてもいい時間を過ごすことができました!

 

まりな

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