かんちゃんです!

みなさんはじめまして!茨城県の並木中等教育学校2年 宇都木幹太です。土浦出身です。
僕は小学校低学年から現在まで花山キャンプ、嬬恋スキーキャンプ、夢キャンプに参加しています高校生になってカウンセラーユニオンに参加させていただくことになりました。

 

 

僕が幼少研のキャンプに参加することになったきっかけは祖母や母の勧めからでした。僕の母は姉妹で昔幼少研の前身?であるキャンプに参加していたそうでいろいろな経験ができると勧めてきました。実際最初に参加してみると参加する前に思った以上につらかったことを覚えています。家族に会えなくて寂しくて泣いてしまったことにありました、けれど優しいカウンセラーや先輩たちがいて励ましてくれて徐々に慣れていきました。キャンプに参加することで人間として成長できたと思います。

カウンセラーユニオンに入って自分もカウンセラーなどの立場になり、さらに成長していきたいと思います。まだまだ知らないこともたくさんあるのでいろいろと学んで行けたらと思っています。これからよろしくお願いします。

リレーコラム:稲垣尊仁

皆さんこんにちは。2021年7月現在、カウンセラーユニオン(以下CU)の顧問を務めております、稲垣尊仁(キャンプネーム:がっきー)です!

僕の幼少年キャンプ研究会との出会いは、中学1年の時に友達に誘われて参加した花山キャンプでした。雄大な自然と、キャンプ場での非日常な生活と、濃い人間関係にあっという間に魅せられ、初参加ながら帰ってきてから花山シックになったのを覚えています。中高生時代、「夏は花山冬はつまごい」を楽しみにしながら過ごし、大学生になってからはCUに加入し、カウンセラーとしてキャンプに関わるようになりました。(幼少研事業では9回カウンセラーを務めました)

子供の時はただ楽しく過ごしていたキャンプですが、カウンセラーやスタッフとして関わるのは想像の何倍も大変でした。大自然の中でキャンパーに自由で楽しく学びのある時間を過ごしてもらうために、カウンセラーにできることは何なのか。そのような悩みの中で、多くのことを学び実践し時には失敗しながら、自分自身大きく成長させてもらいました。

幼少年キャンプ研究会の事業の大きな特徴は、リスクを過度に排除しない点にあると思います。大自然の中でキャンプをし、登山をすることには当然様々なリスクが伴います。安全だけを重視するなら、鉈を使えるのは高校生かカウンセラーだけ、とか、川に飛び込むのは禁止とか、何から何までスタッフの方で準備してガイドしてあげれば良いのかもしれません。そもそも、キャンプや登山はやらない方がいいのかもしれません。

でもキャンプに参加した人たちは知っているはずです。自分たちで薪割りをして火を起こして協力して作るご飯の美味しさ。自分たちで計画をたて地図を読み疲労困憊の中お互い支え合って辿り着いた山の頂上で感じる達成感。

生きていく中で、リスクはどんなに排除してもゼロにはできません。リスクにきちんと向き合いそれに対応するスキルを身につけ、必要な準備をすることが重要で、キャンプが、リスクマネジメント(リスクを管理し損失などの回避または低減をはかるプロセス)の能力を育てる場であって欲しいなと思います。

私自身は、一昨年度に東京大学法科大学院を卒業し、司法試験に合格し、この春から最高裁判所所属の司法修習生として京都で一年間の研修期間を過ごしています。来年からは弁護士になる予定ですが、企業のリスクマネジメントを専門にしたいと考えています。また、CUやWRMJ(ウィルダネス・リスクマネジメント・ジャパン)、日本キャンプ協会安全対策委員会などにも関わっており、法的な観点から、リスクの高い野外活動においてどのような事前準備が求められるのかやあるべき事後対応のあり方等について、今後も考え続け発信していきたいと思っています。

キャンプが好き、山が好きといったメンバーがCUに加入してくれるのは勿論とても嬉しいですが、それに加えて、キャンプの教育的効果の高さや、社会的意味にも思いを馳せ、自分を高めるとともにキャンプによってより良い社会を作っていこうという気概のあるメンバーが、CUを今後さらに発展させていってくれることを願っています。

2021年つくば春夢キャンプ 

日時:2021年5月23日/6月6日

場所:第一回 桜川,第二回 小貝川

参加者:ゆっきー,はる

今回の夢キャンプは2年ぶりの夢キャンプを開催することができましたがコロナウイルスの感染症予防対策で宿泊をしないキャンプを行いました。

第一回では自分は学校のテストが数日後にあったのでスタッフとしての参加はしていませんでしたがお昼過ぎごろに第一回に参加しているスタッフのはるから電話があり「今土浦の近くに来たから見に来ない?」と言われたので一度勉強を中断して自転車で桜川まで行き写真撮影をしました。霞ヶ浦に出てその日のゴール地点まで到着したらみんなのカヌーの中にはたくさんのごみが入っていて下見で見たときよりもたくさんのごみがみんなのカヌーに積まれていました。ゴールしてからは,桜川で回収したごみの分別をしました。この日の回収したごみの量は約50㎏でした。

ばくは,一回目と二回目で1トンのごみを拾という目標を立てていたので「あと950㎏!!」と言っていました。第二回ではラフティングを持っている人も参加すると言っていたのでさらに多い量のごみを拾えると言っていました。2回目はスタッフとして自分も参加するのでたくさんのごみを拾おうと思いました。

第二回ではスタッフとして朝からの参加でした。今回は前回よりも4人増えての8人での活動でした。第二回の小貝川ではスタートするなりいきなり1時間ほどゴミ拾いをしたらラフティングにごみが乗せられない状態になってしまったのでキャンパーたちがごみの乗せ方を工夫してカヌーの上に乗った状態でごみの分別をしながら袋に詰めてさらにごみを乗せられるようにしていました。その後も大量のごみを拾いつつお昼までごみを拾い続けていました。ごはんを食べるのにちょうどいい岸があったのでそこでお昼休憩をすることにしました。午後の活動ではキャンパーがテレビや冷蔵庫を見つけそのゴミをみんなで協力してラフティングにのせていました。その後も色々なことがありましたが無事に今回のゴール地点につくことができました。また今回もゴールしてからキャンパーのみんなでごみの分別をしてごみの重量を測ったところ約200㎏のごみを拾ったとゆうことが分かったとたんみんな驚いていました。ばくが最初に言っていた1トンのごみを拾うということは今回はできませんでしたが小貝川のごみをもっと拾えば余裕で1トンを超える量のごみがあったと思いました。

今回のキャンプを行って自分はごみを分別しないで川などにポイ捨てしている人が意外にも多いことがわかりました。これからも定期的にこのようなごみ拾いをしないと川がさらに汚くなってしまうと思いました。ですが一番いいのはこのような活動をしなくても川が汚くならないようにみんながごみをしっかりと捨てることのできる社会になってほしいと思いました。また今回夢キャンのスタッフとしての参加を初めてしましたがキャンパーたちが自分で考えながら活動をできるようにサポートをしようと努力はしていたのですが少しスタッフがサポートをしすぎていると言われたのでそこが今回の活動の自分の反省でした。自分がキャンパーの時にいたカウンセラーたちはサポートもしてくれるけれど自分たちでトラブルなどが起きた時に原因を考えて極力大人に頼らないで解決するのが幼少年でしかできない体験だと思っているのでそうゆう経験をこれからのキャンパーたちもできるようにしていけるようなスタッフになれるようにしていきたいと思いました。

ゆっきー

 

リレーコラム:林原成治

はじめまして!こんにちわ!現在、千葉県の大学に通っている林原成治(キャンプネーム︰じぞう チェリー)です。

 

 

小学生から高校生まで花山キャンプとつまごいスキーキャンプにキャンパーとして参加、大学生になってからは花山キャンプやつまごいスキーキャンプのカウンセラーとして参加させていただいてます。

私が幼少研のキャンプに参加するきっかけになったのは親ですが、毎年参加し続けたのは
キャンプが自然を楽しくしてくれてたこと、何よりも3B(3バカ)と呼ばれていた良友の存在です。(今回のリレーコラムも3Bの友達が持ちかけてくれたものです。)キャンプに参加するとカウンセラーも含め初めて会う人も久しぶりに会う人もキャンプを通してすぐに仲が良くなりました。私を含めある3人が3Bと呼ばれていたのですが、カウンセラーを困らせることで有名だった3Bの残りのメンバーとは特に仲が良かったです。イタズラばかりする3人で大人達を困らせては、親宛ての報告書にキャンプでの生活を書かれて親に怒られていました。今となっては最高の思い出です。コロナが流行ってることもあり最近はキャンプのメンバーと会えてませんがメールやLINEをして連絡をとりあっています。話していると自然とキャンプの話になることが多いですが笑
私にとってはキャンプは何物にも代え難いものです。私を形作っていく上で重要なピースだった思います。

カウンセラーとしてキャンプに参加するようになってからは自分のすること一つ一つに責任感を強く持つようになったと思います。カウンセラーとして初めて参加したときはカウンセラーの行動一つでキャンパーの行動も変わってくるので不安でいっぱいでしたがあの時に勇気をだして参加したおかげで学校生活がより充実しています。将来の目標も立ち、今では自分の目指す道に行くために薬剤師の資格をとろうと奮闘しています。

最後に、私にとってとても大切な存在であるキャンプがこれから参加するキャンパーやカウンセラーの皆さんにも大切な存在であり続けるようにして行きたいです。
自然とキャンプはキャンパーだけでなくカウンセラーも成長させてくれると思います。

7月月例会のお知らせ

7月月例会のお知らせです。

今回の月例会はFA(ファーストエイド)の使い方です。

あなたのすぐ隣で事故が起き仲間が怪我をしました。適切な処置ができますか?自然の中では物資も条件も限られてきます。まずは落ち着いて対処できるようにFAの使い方を覚えましょう!今回学ぶのはハイリスクな創の処置、手首の固定方です。

日程:7月18日(日)

集合:12:30 事務局

解散:18:00 事務局

対象:CUメンバーおよびその友人等 ※最少催行を2名とします

参加費:1000円(実費により変動します)

スケジュール、申し込み方法はメーリスに記載します。

担当:ももたろう

 

 

メンバー紹介 森田智里

みなさんはじめまして!森田智里です。

初対面の方でも「ちぃ〜」って呼んでくれたら嬉しいです。よろしくお願いします!

CUの皆さん、その関係者の方々にもほとんどお会いしたことがなく、話したこともないので、まずは自己紹介させてください。

 

私は愛知県の春日井市出身です。子供の頃から里山で暮らし、母と散歩しながら野草を取りに行ったり、おじいちゃんとたけのこや椎茸を取りに行ったり、友達とは川で魚を捕まえ、山でかくれんぼして遊んでいました。イナゴや蜂の子なんかも食卓で出るような、ばりばりの田舎育ちです。

 

そんな私が野外の道に興味を持ったきっかけが母の存在です。母は、近くの少年自然の家で野外活動の指導者をしています。いつも楽しそうに仕事の出来事を話してくれたり、野草や鳥、虫、夜には外に出て星座の話もしてくれて、母のおかげで小さい頃から自然が大好きでした。その頃から私は、将来母のような仕事がしたい!と思っていました。

私が野外指導者としての道に踏み込んだのは、大学の時です。地元の友達は県内の大学を受験するなか、野外の指導者として学べるところに行きたい!と滋賀県にある「びわこ成蹊スポーツ大学」に入学し、”野外スポーツコース”に所属しました。

山と琵琶湖に挟まれた環境でマリンスポーツや登山、キャンプの授業があり指導者としての知識やスキルも学べました。何より、野外が大好きなメンバー(※ヤガラー)達と尊敬する先生方に出会い、共に経験し学べたことは自分にとって財産になりました。

そして先生方の知り合いがバクさんで、何度かお会いしたこともありました。

大学4年の夏に、ゼミの先生が「ちぃこんなのあるよ!」と教えていただいたのがWEAコースです。約2週間、東北の山での生活でしたが本当に濃い学びと成長が得られる経験でした。

(これについて話すと2時間以上かかります)

 

今年の春から、石川県能登半島に住んでおり「国立能登青少年交流の家」という場所で働いています。いつでも海と山を感じれる環境で、ストレスフリーな日々を送っています。野外指導者としてこれからもさらに成長して、次の世代に伝えていけるように学んでいます。CUのみなさんとお会いできるときを楽しみにしています!近くに来ることがあれば、ぜひ能登に遊びに来てくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪

森田 智里(ちぃ)

メンバー紹介 越生寛子

こんにちは!東京でOLやってます、社会人2年目の越生寛子(キャンプネーム:こっしー)です。出身は神戸です。2019年の花山キャンプBコースにカウンセラーとして参加させていただいていました。

私は高校2年から大学4年生までの間、神戸YMCAでのボランティアで、キャンプカウンセラーをしていました。主な活動拠点は、香川県の小豆島からあの有名なエンジェルロードを渡った先にある「余島」という無人島でした。私の大学生活はほぼキャンプ中心の生活でした。週末はデイキャンプやトレーニングで予定が埋まり、夏休みはずっと余島にいました。みんなで歌を歌ったり、焚き火を囲んで語り合ったり、、、あとは雨の日にテントに響く雨音や、登山のあとにお風呂につかる瞬間が好きです。そして何より、自然の中で仲間とたくさんの挑戦をしながら、本気で笑ったり悩んだり、感情が忙しくて、でも幸せで、だからキャンプが大好きです。

大学3年生のときに、神戸YMCAのディレクターに声をかけてもらってLNTマスターエデュケーターコースに参加しました。そこでばくさんと出会いました。そして、大学4年の夏に花山キャンプに参加させていただきました。

私が花山キャンプに参加させていただいたのはたった一度きりでしたが、それは私にとって強烈な出来事でした。壮大で豊かな自然、逞しく元気で力強いキャンパーたち、柔軟でリーダーシップのあるカウンセラーやスタッフたちに、もう圧倒されっぱなしでした。その中で私は何もできずに終わってしまい、とても悔しかったです。でも「もし自分に子どもができたら絶対に花山に送り出したい」と心の底から思うくらい、花山キャンプは魅力的で、人を成長させるキャンプだと感じました。

CUはまだ直接会ったことがない方がほとんどかと思いますが、いつか一緒に活動できる日が楽しみです!これからよろしくお願いします!

5月月例会 

日時 2021年5月16日

場所 桜川

参加者 たけちゃん はる ゆっきー

今回は、後日行われるゆめキャンプの下見を兼ねたカヌー研修
をしました。
コースは桜川を下って霞ヶ浦まで。ほとんど初心者だった私たちは、スタート地点に着いてすぐ基本的なパドルの仕組みや扱い方を学びました。そしていよいよ入水へ。初め、私は1人で、ゆっきーとたけおは2人でカヌーに乗ることに。ここで、まだ漕艇もままならず息を合わせきれなかった2人は、早々に転覆してびしょ濡れになっていました。(講師のバクいわく、「こんな序盤に沈するとは思わなかった。」)


その後は、スィープなどの技術を教わりながら、途中には鵜の群れに遭遇したり、カヌーが浸水して着替えがただの重い荷物に成り果てたりなど幾つかのイベントもありつつ、約3時間漕ぎ続けてゴールの霞ヶ浦に到着しました。
そんなわけでカヌーの面白さを体験することが出来たのですが、悲しいことに、川を下る中で種々のゴミも散見されました(ペットボトル、ビニール、中には自転車も)。自然に溢れる桜川、霞ヶ浦を綺麗にするために、次のゆめキャンプで行われるクリーンナップ大作戦に精一杯取り組みたいと思います。
次の日に全身筋肉痛になったのはここだけの話…

はる

5月月例会のお知らせ

だいぶ暑くなりウォータースポーツの季節になりました!今回の月例会では桜川をくだりたいと思います。普段眺めているだけの何気ない河川ですが入り込んでみると陸からは発見できないことや意外なことが発見できると思います!ぜひ参加してみてください。

日程:5月16日

出発:10:00土浦駅 事務所集合も可能です

解散:17:00事務局

対象:CUメンバーおよびその友人等 ※最少催行を2名とします。

参加費:約1500円程度(実費) ※集合場所までの交通費は別途ご用意ください

スケジュール、申し込み方法はメーリスに記載します。 担当:ももたろう

 

 

 

2021つまごいスキーキャンプ報告

日時:3月27日〜3月31日

場所:パルコール嬬恋スキーリゾート

参加者:ほっち,うなぎ

今年はコロナの影響があり,2年ぶりの開催となりました。私は一昨年のつまごいスキーキャンプでは本部スタッフ兼サブカウンセラーとして参加しましたが,2年という時間は子どもにとっては非常に大きく,一昨年と比べたらみんなびっくりするくらい成長していたことが印象的でした。

今年は初めてカウンセラーとして参加し自分の班を持ちました。カウンセラーとなって感じたことは指導の難しさです。子どもの頃は言われるがまま滑っていたら滑れるようになっていましたが,実際に自分が子どもにスキーを教える立場になると,何をどう教えたら良いのか全然わかりませんでした。また,私が持った班はシュテムターンの子とパラレルターンができる子が混在する班で,どちらのレベルの子にも対応する練習方法を考えることが難しかったです。自分の中にある知識と練習方法のストックが圧倒的に不足していることを実感し,結果いくつかの練習を繰り返すようなレッスンになってしまいました。

さらに今回は,キャンパー全員でスキー場の最高峰である浦倉山まで登ってそこから野地平まで滑るというプログラムでした。最低限必要な情報を提供したら,準備や当日の野地平までのツアーはキャンパーが主体となります。板をザックに取り付けての登山や雪山でのビバークは大人だって身構えてしまうようなことですが,子どもたちは楽々とやり遂げ,改めて幼少研のキャンパーのレベルの高さを感じました。野地平では班に分かれてイグルーを作りましたが,私は受け持ちの班の子たちを上手くサポートすることができなかったことが悔しかったです。みんな持ってる力はすごいけど,それを上手く引き出せるようなサポートをすることはとても難しいと感じました。

カウンセラーをやると決まってから,自分なんかにできるのだろうかという不安しかなく,キャンプ中も次の日のレッスン内容をどうするかということに毎晩頭を悩ませていました。しかし,指導者という立場になったことでスキーを理論的に考えるきっかけとなりました。さらに,毎日レッスンで同じ子の滑りを見ていると滑り方や体の使い方の違いが少しずつ目で見てわかるようになりました。今回のスキー指導の経験は他の分野における指導にも活かせると思うし,逆もまた然りです。また参加する機会があったら子どもの持つ力を最大限引き出せるようなカウンセラーになりたいと感じました。

ほっち